ビジネスフォンの費用相場|規模別・種類別の目安【2026年】

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ビジネスフォンの導入を検討する際、最も気になるのが費用相場です。主装置(PBX装置)・電話機・工事費・保守費の4要素で構成されるため、単純な「1台あたりいくら」では計算できません。
本記事では、企業規模別(〜10名/〜30名/〜100名)・種類別(新品オンプレ/中古/クラウドPBX)の費用相場を、2026年最新の市場価格をもとに整理します。結論として、5人規模の新品オンプレで30〜50万円、クラウドPBXなら初期1〜5万円+月額1,000〜3,000円/IDが目安です。
費用を下げるにはビジネスフォン業者ランキングで紹介したEMEAO!等の一括見積もりを活用するのが王道。詳しい業者比較はビジネスフォン業者比較も参照してください。

ビジネスフォン費用の内訳【4要素】
まず、ビジネスフォン導入にかかる費用の全体像を理解しましょう。
| 費用項目 | 相場 | 説明 |
|---|---|---|
| ① 主装置(PBX) | 5〜100万円 | 外線・内線を統合管理する中核機器。接続可能な内線数で価格変動 |
| ② 電話機(多機能電話機) | 1.5〜3万円/台 | デスクに置く電話機本体。IP電話機は2〜4万円 |
| ③ 工事費 | 5〜30万円 | 主装置設置、配線、電話機取付、開通テスト |
| ④ 保守費(月額) | 3,000〜15,000円 | 故障対応・メンテナンス。事実上必須 |
このほか、ひかり電話等の回線契約費(初期5,000〜10,000円、月額基本料2,000〜5,000円+通話料)は別途発生します。回線契約と機器契約は別であることに注意してください。
企業規模別の費用相場
企業規模(内線数)によって主装置のグレードが変わり、費用が大きく異なります。
〜5名(個人事業主・小規模)
| オンプレ新品 | 25〜50万円(主装置10万+電話機5台×1.5万+工事7.5万) |
| オンプレ中古 | 15〜30万円 |
| クラウドPBX | 初期1〜3万円+月額5,000〜15,000円(5ID) |
| 月額保守 | 3,000〜5,000円 |
この規模はクラウドPBXが圧倒的に有利。従来型を選ぶ理由は「既存回線を絶対に変えたくない」等の特殊事情に限られます。
〜10名(スタートアップ・小規模中小企業)
| オンプレ新品 | 40〜80万円 |
| オンプレ中古 | 25〜45万円 |
| クラウドPBX | 初期2〜5万円+月額10,000〜30,000円(10ID) |
| 月額保守 | 5,000〜8,000円 |
10人規模はオンプレとクラウドが5年総額で拮抗する境界線。拠点分散がなければオンプレ中古が最安、拠点分散があればクラウドPBXが有利です。
〜30名(中小企業)
| オンプレ新品 | 100〜200万円 |
| オンプレ中古 | 60〜120万円 |
| クラウドPBX | 初期5〜10万円+月額30,000〜90,000円(30ID) |
| 月額保守 | 8,000〜15,000円 |
30人規模はオンプレとクラウドの費用差が大きくなります。5年保有前提ならオンプレ中古の方が総額100万円以上安くなるケースも。詳しくは中小企業向けビジネスフォンを参照。
〜100名以上(中規模〜大企業)
| オンプレ新品 | 300万円〜 |
| クラウドPBX | 初期10万円〜+月額100,000〜300,000円(100ID) |
| 月額保守 | 15,000円〜 |
100人以上では要件が多様化するため、EMEAO!等の一括見積もりで大手業者から個別提案を受けるのが必須。単純な相場では判断できない領域です。
種類別(新品・中古・クラウド)の相場
同じ規模でも、選ぶタイプによって費用は大きく変わります。5人規模での5年総コストを比較します。
| 種類 | 初期費用 | 月額 | 5年総額 |
|---|---|---|---|
| オンプレ新品 | 40万円 | 保守5,000円 | 70万円 |
| オンプレ中古 | 20万円 | 保守5,000円 | 50万円 |
| オンプレレンタル | 3万円 | 機器10,000円+保守込 | 63万円 |
| クラウドPBX(最安) | 3万円 | 5,000円(1,000円×5ID) | 33万円 |
| クラウドPBX(NTT) | 5万円 | 15,000円(3,000円×5ID) | 95万円 |
小規模ではクラウドPBX(最安水準)が5年総額で最安。オンプレ新品は機器更新(EOL6〜7年後)が発生すると再投資が必要になる点も考慮してください。

相場を下げる3つの交渉術
ビジネスフォンは「言い値」で契約すると高くつきます。以下の3つを必ず実行してください。
- 相見積もりを最低3社以上取る:EMEAO!で一括依頼すれば最大8社。同じ条件で見積もらせることで20〜50%のダウンが期待できます
- 新品にこだわらない:中古(リユース機)は新品の30〜50%価格。主要メーカーの中古機なら品質も担保されます。詳しくは中古ビジネスフォン記事で解説
- 既存回線を流用する:ひかり電話・INS64等の既存契約を継続することで、新規回線工事費(2〜5万円)を削減可能
料金構造と電気通信事業法
ビジネスフォンの料金は、「機器・工事代金」と「電気通信役務(通話・回線)代金」が別契約になっています。電気通信事業法第9条・第16条により、通話サービスを提供する事業者は総務大臣への登録・届出が義務付けられており、料金体系もその規制に基づいて公表されています。
「電気通信事業を営もうとする者は、総務大臣の登録を受けなければならない。」
— 電気通信事業法 第9条
販売業者が「月額〇〇円」と提示する料金のうち、電話料金部分はNTT東日本等の電気通信事業者との契約で決まるため、販売業者が勝手に値下げすることはできません。業者が値引き交渉できるのは「機器代金」「工事費」「保守費」の部分です。
実際の導入費用の口コミ
5人規模で見積もりを取ったら最初の業者は70万円。EMEAO!経由で4社比較したら42万円で収まった。差額28万円。
出典: IT Review Japan
10台規模のオンプレ新品で80万円。保守込み月額8,000円。5年総額で130万円程度。
出典: BOXIL SaaS
OFFICE PHONEで5IDクラウドPBX。初期3万円、月5,000円で運用中。5年で33万円だから圧倒的に安い。
出典: ITトレンド
よくある質問(FAQ)
Q. ビジネスフォンの費用相場はいくらですか?
A. 5人規模のオンプレ新品で30〜50万円、中古で15〜30万円、クラウドPBXで初期1〜5万円+月額1,000〜3,000円/IDが相場。10人規模で新品50〜80万円、30人規模で100〜200万円が目安です。
Q. 主装置(PBX)の価格はいくらくらいですか?
A. 小規模(〜10内線)で5〜15万円、中規模(〜30内線)で15〜40万円、大規模(〜100内線)で40〜100万円以上。これに電話機1台あたり1.5〜3万円、工事費5〜20万円が加算されます。
Q. 工事費の相場はいくらですか?
A. 主装置の設置工事が5〜10万円、電話機1台あたりの配線工事が5,000〜15,000円、追加回線工事で2〜5万円。5人規模トータルで5〜15万円、10人規模で10〜25万円が相場です。
Q. ビジネスフォンの保守費用の相場は?
A. 月額保守契約で機器台数により3,000〜15,000円。オンサイト対応込みなら月額5,000〜10,000円、遠隔対応のみなら月額3,000〜5,000円。保守契約なしの場合、故障時の出張費・修理費が1回あたり3〜10万円発生します。
Q. クラウドPBXとオンプレ、5年総コストではどちらが安い?
A. 5人規模ではクラウドPBX(33万円)がオンプレ新品(70万円)より明らかに安価。ただし30人以上の規模では月額ランニングが増えるためオンプレ中古の方が5年総額で安くなるケースもあります。
Q. 相場を下げるにはどうすればいいですか?
A. ①EMEAO!等で最大8社の一括見積もりを取る、②新品にこだわらず中古も検討する、③既存のひかり電話・回線を流用する、④複数年契約で保守費の割引を交渉する、の4つが効果的です。
まとめ — 相場把握 → 相見積もり で必ず下げる
ビジネスフォンの費用相場と交渉のコツを整理します。
- 5人規模オンプレ新品で30〜50万円が相場(主装置+電話機+工事)
- クラウドPBX(5人規模)は5年総額33万円〜でオンプレより半額以下
- 保守費は月額3,000〜15,000円、実質必須コスト
- 相見積もりで20〜50%ダウンが一般的。必ず3社以上比較
- 中古機・既存回線流用で更にコスト削減可能
相場を押さえたら、業者ランキングから気になる業者をピックアップして相見積もりを取るのが最効率。一括見積もりプラットフォームの活用が費用削減の鍵です。
